いつか書こうと思いながら、当時の写真を見るのがツラくて中々書けなかったのよねぇ
以前のブログで、常に誰かしらが検索していたサブレが借りていた酸素室の事
サブレは漏斗胸のせいで酷い気管虚脱なうえに、心臓に許されているスペースが狭く心臓病も抱えていました。
しかも、左後ろ足が前の飼い主のせいで捻じれていて使えないから何をするにも結構体力を要するサブレ
心臓も日々悪化していく中で掛かりつけの病院から、酸素室をそろそろレンタルして自宅に設置してくださいとのことでした。
さぁ、ここからが分からないゾーン
どうやってレンタルできるの?
酸素室をレンタルするには、個人で申し込みはしない方がいいです。
掛かりつけの病院で、申込書を貰って必要事項を書き込みます。
それを先生に渡すと、先生が適切と判断した酸素濃度などを書き加え病院からレンタル会社にfaxで申し込みをしてくれます。
サブレの時も、一番最初は貸出機が出払っていて借りられず、何度も病院の酸素室に半日入院を繰り返しました。
酸素室が届いたけど
二度目の申し込みした時に、翌日貸出機が戻って来るから戻って来た貸出機を綺麗にして翌々日には届けられますと言われました。
手ぐすね引いて待っていた貸出機が設置されて唖然
密閉じゃない・・・だと❓🤔
スタッフさんに天井が開いてる事を聞いてみたら、酸素室の中が暑くなるのでっていう回答だったけど、天井が開いてるが故に人が近くを通ったり、ドアを開けるだけで酸素濃度が下がるので酸素室の周辺の空気はなるべく動かさないようにしてくださいとのこと
酸素濃度計も最初の設置の時にスタッフさんが設定濃度になるまで確認でセットしてくれていたけど、酸素室内の濃度が設定数値になると外して持ち帰られてしまいました😨
酸素室、狭い問題
基本的に酸素室に入る子は重篤な状態の子が多いし、酸素濃度を高い数値で保とうとすると狭い方が効率が良いのでしょうが、あまりに狭い
寝床としてブランケットを折りたたんだものを入れてあげると、残されたスペースがレギュラーのペットシーツさえ収まらない程度のスペースしか残らない。
しかも、お水を置いてあげたらもっとスペースが無い。
脚の悪いサブレがこんなスペースでおチッコできるワケがないのです。
酸素室から出す時に対策が必要でした
上記の通り、おチッコさえままならないスペースしかない酸素室内ではトイレができなかったサブレ
となると、おチッコはポメっ子達共同のトイレに連れて行くしかないんだけど、酸素室から簡単にリビングに出すと高山病状態になる可能性があるのです。
酸素室の貸し出し業者さんに聞いたら、酸素室から出す前にケージを覆っているビニールシールドのジッパーを少しずつ開けて酸素濃度を緩やかに下げてから出してあげてください。とのこと
脚が悪いサブレ、おチッコするだけでチアノーゼを起こす程だったのに、一度酸素室内の濃度を下げてしまうと、設定濃度まで酸素濃度が上がるには3~40分かかる。
サブレのトイレのタイミングを見つけるのが本当に難しい問題でした。
レンタルがあるだけありがたい酸素室でしたが、密閉じゃない事や狭さが私個人的に非常にストレスでした。
購入も検討し、先生に相談したけど一般人が簡単に買える酸素濃縮器では万全とは言えない。買うなら病院で使ってるレベルの物を買う事をお勧めしますと言われました。
流石にそれはデカすぎるし高すぎるので断念しましたが、レンタルには首を傾げざるを得ないタイプも有るという事は覚えておいて損は無いと思います。
後日談
サブレが酸素室を借りて5日程で亡くなってしまったので、一週間かからずに返却した酸素室
後日動物病院にノワの検査で行った時に、酸素室の天井が開いてた事を伝え、写真を見せたところ
え?上開いてるんですか?
これはマズい・・・
とのことでした。
貸出業者を紹介してくれた先生も、実際どんな酸素室が貸し出されるのかは知らなかったようです。
私も、上が開いてるのは疑問だったので、上の開いてる部分の半分程はビニールシートを被せて塞いでました。
全部塞ぐことも考えましたが、酸素室内が暑くなってしまうのもサブレにとっては呼吸がしんどくなると考え塞ぎきれなかったけど、先生には「それで正解です」と言われてホッとしました。
酸素室、サブレにとって効果があるようには見えなかったけど、あの時点で酸素室が有るのと無いのでは不安の大きさが違ったと思います。
コメント
温度のこと考えたら空けておくのもしょうがないとは思うけど。
それより、すぐに出せないっていうのに、ビックリ。
トイレしたくて、クルクル回り出しても、そこから何十分も出さないって⁉︎\(°・°
抱っこしてあげたくても、待て!40分後だ!ってされちゃうなんて。
悲しすぎる。
どうしたらいいのか、分かんなくなるなぁ。
なんか、いい感じにならないもんかしらね~。
>マーヴェラスネイルさん
ごめん、私の書き方が悪かったかな?
酸素室から出す時に、40分はかけないよー
3分ぐらいは掛けてたかなぁ?
高濃度の酸素室から急に出してしまうと、酸欠状態になっちゃうから本当に神経使う作業だったわ
酸素室に入れるんじゃなくて、酸素マスクを使っても良いんだけど、サブレはそれが嫌だったみたいで
酸素マスクはイヤイヤして動いて余計チアノーゼを起こしてしまってたから
酸素室に入れるしかなかったんだけど、やっぱり上が開いてるせいなのか酸素室に入れても
落ち着いてる感じも無くてねぇ・・・
大型犬も小型犬も心臓の大きさは殆ど同じで、心肥大を起こしても大型犬は体内にスペースが有るから
心臓病を診断される事は無いんだけど、小型犬、しかもサブレみたいに漏斗胸の子は少し心臓が大きくなるだけで
相当苦しい事になっちゃうの
小型犬は心臓病から逃れられないと思っておいて間違いは無くて、ポメは気管虚脱になりやすいのも事実
だから、気管を支える軟骨を弱らせないように太らせないのがマスト
酸素室の出番がないに越した事はないけど、ある程度年齢を重ねた子が居るお家は
酸素室の事を少し調べておくことも大事よ~
あ~ごめん。
ちゃんと読み直した。
開けた後に元に戻すのに、40ふんね。
それでも、すぐにってわけにはいかないもんね。
本人が大人しく中で寝てるならいいけど。
そとに出たいタイプだと、ずっと入れっぱなしも難しいよね。
人間もだけど、太り過ぎは体に良くないってことね。
使わずに命を全うできることを願うけど。
知識として知ってて無駄なことは無いもんね。
私は初めてのワンコだし、今のところ病気もないから。
こういう事教えてくれると本当に助かります~🙇♂️✨
>マーヴェラスネイルさん
そうなのそうなの
一度酸素室の酸素濃度を下げてしまうと、元の濃度に戻るまでに時間がかかってしまうの~
だから、トイレさせるのも本当に悩ましい状態だったわ
サブレは私にくっついて居たい子だったから、酸素室に隔離されて私が30センチでも離れてるのは
イヤだったみたいで落ち着いてくれなかったなぁ
そして、本当に酸素濃度が足りてるのか?ってぐらい呼吸が楽そうとかに見えなかったんだよなぁ
犬の事って犬種によっての特徴とか色んな犬種で知っておくとドッグランとかで不慮の事故を防ぐことが出来たりするし
病気の事も自分の家の子が今そうじゃなくても、知っておく事も結構大事だったり
自分家の子がその病気になった時に先生に突っ込んで話しを聞けたりするし、
人間が病気になった時も治療法とか分かるから犬にまつわる知識で無駄な物は1つも無いと思ってるわ!