3年前の6月11日、サブレが保健所から引き出されました
サブレは迷子や遺棄では無く、高齢な飼い主が
『ドコかに足挟んで歩けなくなった』
と保健所に持ち込まれた子です
飼い主が自ら保健所に持ち込まれる子は基本的に即日殺処分です
ガスで窒息死させられる命です
ただ、保健所の職員さんも
↑これだけポワポワした子を処分するには忍びなかったんだと思います
保健所の職員さんの計らいで処分されずに済みました
この当時のサブレはズリバイでしか動くことが出来ず、デカポメでは無いのに当時5.25キロという
恐ろしい程の巨体・・・
一生歩けない子かもしれないけど、痩せれば歩けるかもしれない
一縷の望みに掛けて、いや、例え一生歩けないとしても面倒を見ようと心に決めました
サブレと共に生活をするようになって、大人しいし見た目が滑稽だし、とにかく癒された私
そんな癒され捲くってる日々の中で、うちの側を高齢者夫婦が散歩している姿を見てサブレが豹変
高齢者夫婦に向かって「大好きなパパー、ママーボクはココだよー!!」と泣き叫んだんです
勿論その散歩していた高齢者は元の飼い主では無いんだけど、サブレは元の飼い主の姿を
その夫婦に重ね合わせて見たのでしょう・・・
その姿を見た時、こんなに愛してくれてる子を自分が怪我させておいて保健所なんて許せない!と
私は切なくて泣きながらも怒りました
今でも勿論、元の飼い主に対してこれだけ太らせなければ心臓が悪くなってなかったかもしれない
気管虚脱も回避出来たのかもしれないと思うと腹が立つ
ただ、3年前の放棄されるまで、これだけ良い子に育ててくれた事にはありがたいとも思うし
どうやって育てたらこんな子に育つのか秘訣さえ聞きたいと思えるようになった自分も居たり・・・
色々思う事は有るけど、今日はサブレが犬生をリセット出来た大事な大事な日
3年前の今日、サブレがうちに来てくれた事は偶然ではなく運命だったと思います
不自由ながらも3本足で歩く姿も、被り物担当大臣として何でも被っちゃう姿も
気管虚脱で苦しんでる姿も、全てをこれからも責任持って愛して行こうと思います
のほほんとしたサブレだけど、これからもサブレが美味しい物を楽しんだり、お出掛けを楽しんだり
毎日1つでも、少しでも幸せだと思って暮らせていけますように☆
サブレにお祝いポチを
お願いします♡
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